2016-12-08 第192回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
例えば、先般視察いたしました山梨県においては、滞在型市民農園あるいは田舎体験ハウス蛍雪寮の取り組みについて見せていただきましたが、移住に関心がある者と地元住民との交流、融合が大変うまくいっておりまして、人と人との触れ合いのある暮らしが大変すばらしいものだと感じたところであります。
例えば、先般視察いたしました山梨県においては、滞在型市民農園あるいは田舎体験ハウス蛍雪寮の取り組みについて見せていただきましたが、移住に関心がある者と地元住民との交流、融合が大変うまくいっておりまして、人と人との触れ合いのある暮らしが大変すばらしいものだと感じたところであります。
ただ、これは同時に、今話をしております農山漁村への定住、交流の促進という意味でも重要なキーだと思いまして、滞在型市民農園の整備、これは私の地元ではクラインガルテンなんて呼ぶこともあるんですが、こういうのは首都圏に近い地域では極めて適しているのではないか。
○中條政府参考人 滞在型市民農園についてのお尋ねでございます。 この滞在型市民農園につきましては、これまでも区画それから休憩施設等を整備するための支援を行ってきているところでございまして、まず開設状況について申し上げますと、平成二十年三月現在で、全国で七十一カ所、約三千三百区画、大体百四十ヘクタールぐらいとなっております。
委員御指摘のように、農山漁村の活性化のためにも観光の振興は大変意義のあるものと考えておりまして、私ども、これまで体験交流施設ですとか地元農産物の直売所あるいは農家レストランの整備などを一生懸命やってまいりましたが、さらに、関係府省とも連携いたしまして、農林漁家の民宿ですとか滞在型市民農園に関する規制緩和なども行いまして、都市と農山漁村の交流を進めてきたところでございます。
都市住民の農山漁村に対する関心と願望は大きいものがございまして、共生・対流を一層推進していくことが必要であることから、農林漁業体験を提供できる研修施設や滞在型市民農園などといった農山漁村側の受け入れ体制づくりを今後とも、この法案をもとにいたしまして、積極的に図っていくことが必要である、このように認識をいたしているところでございます。
それで、どういう効果があるのかということは、都市と農村の交流が活発化するわけでございますが、例えば兵庫県の八千代町では、滞在型市民農園ということで、別荘とそして農園をセットしているわけでございまして、都市の人がどんどんどんどん市民農園を求めて農村に行くというようなことだとか、直売所だとか飲食店、そういうものがどんどんふえていって、そういう部分での販売、経済活動を来している。